Interview
インタビュー

Cross talk

若松 一雄 × 嶺 弘樹
施工管理 40代ベテラン × 20代若手

初めての大きな現場

~ 僕の自慢 ~

若松:嶺君は今回、ビッグルーフ入社後、初めて新築工事の現場代理人として工事に携わってもらったけど、どうだった?

嶺 :すごくいい経験になりました。
新築工事で規模のあるものだったので、普通なら自分みたいな若いのに現場代理人はまかせてもらえないんじゃないかと思いました。
以前いた会社はほとんどが決まった仕事の繰り返しだったので、もっといろんなことがやりたいと思って転職してきたので、今回は本当にいろいろやらせてもらえてすごく嬉しかったです。

若松:確かに結構大きな現場だったね。でも、年齢は関係なくやればできるんだよ。
ビッグルーフは良い意味で個人の裁量に大きくゆだねてくれるところがあるから、やりがいがすごくあると思うよ。
だから担当者一人一人が責任をしっかり持つようになって、より現場のことが考えられるようになるんじゃないかな。
そんな現場を完成させた感想は?

嶺 :たくさんの職人さんがいて、若松さんや会社の皆さんに助けられて何とか竣工することができたんですが、自分が造ったんだ!という思いも強くて、誇らしかったです。
家族を連れて行って見せましたし、友達にも自慢しちゃいました(笑)

若松:僕はもともと物づくりがしたくてこの世界に入ったんだけど、図面にあるものを実物大でつくれるって楽しいよね。それで、できたものをみんなが使ってくれるんだもん、面白いよ。
新築でも改修工事でも、その部分について作品をつくるんだっていう感覚で最終形をイメージしてやると仕事に対する姿勢も変わってくると思うよ。
工事が終わって足場をバラした時に、できたー!!っていう感動を若い人にはどんどん経験して欲しいな。

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仕事の基本

~ 廻すPDCA ~

嶺 :はじめて若松さんと一緒に仕事したときに、自分で考えて動いたなら失敗しても怒らない、と言ってもらったことがすごく有難かったです。

若松:失敗じゃなくて、こうすれば良かったと考えることが次につながるから、失敗を恐れずにいろいろ考えてやってみることが大事なんだよ。
嶺くんはモチベーションがしっかりしてるから、取り組む姿勢で結果が全く違ってくると思うよ。
ビッグルーフのいいところは、なんでもやりたいことをやらせてくれるところだから、とにかく積極的にいろいろ実践して体験して、先輩の仕事を自分がするつもりでやって欲しいな。

嶺 :ありがとうございます!
それから、やりっぱなしが自分の欠点だってことに改めて気づきました。
計画通りにやるだけじゃなくて、工事をやった後にしっかりチェックして改善することを意識するように言われたことが心に残っています。

若松:施工管理の仕事はすべてそこに通じると思うよ。
計画が大部分を占めると言ってもいいけど、計画と工事はなんとかこなせても、チェックと対応をしっかりやらないと次にはつながらないから。
常にPDCA(Plan, Do, Check, Action)をしっかり意識してね。

嶺 :あと、いろんな報告や相談があると、自分のボキャブラリーが少なくて電話じゃうまく説明できなくて・・・若松さんが現場にいらっしゃる日にまとめて聞いたりして、対応が遅れがちだったのは反省しています。

若松:よく言われることだけど、ホウレンソウ(報・連・相)はとても大切なことだから、タイムリーに簡潔に伝えられないとね。
上席にもそうだけど、施主・監理者はもちろん職人さんにも重要なことを正確に伝達する手段・方法を身に着けてほしいな。それに、必要なことならいつ連絡くれても怒ったりしないよ(笑)

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施工管理という仕事

~ 数をこなす ~

嶺 :若松さんが僕ぐらいの年齢のときには、現場代理人とか現場の責任者としてどんなことを考えて仕事されてたんですか?

若松:若いときはとにかくやる気はあったなぁ。
自分が若いと現場の職人さんはみんな年上の人ばかりになるけど、そこは考えたことなかったな。相手の年齢で接し方を変える必要はないし、こっちがきちんと仕事すれば周りもきちんと自分のことを見てくれるからね。
とにかく現場管理の基本は、発注者の要望は何なのか、図面には何がかかれているのか、予算はいくらなのか、ということを考えて日々の打ち合わせを重ねていくことで、それで工事価格以上と思われるものを発注者に引き渡すことでしょ。

嶺 :工事価格以上のもの!そうですね。
先日の大きな現場では、予算の使い方も勉強になったんです。
お金のことはこれまで自分ではあまりかかわってこなかったので、すごく考えるようになりました。
工程に余裕を持てなくてコストがかかる方法を選ぶことになってしまったところがあって、自分の段取りの悪さを実感したんです。

若松:建築工事は金額が大きいし、会社のお金を自分の考えで使うのって勇気いるよね。
でもそういう視点から工事を見られるようになるともっといろいろな計画を立ててたくさんのことを考えられるから。
とにかくどんどん経験して活かしていって。

嶺 :自分はまだ一度に一つの現場しか担当していないんですが、若松さんはいくつもの現場を並行して見られるときは、どんなことを考えているんですか?

若松:同時に複数見るとしても、各現場の詳細はそれぞれの現場担当者がしっかりしてくれれば、自分の仕事はポイントポイントを確認していくことだから、どこの現場もやることは一緒。
現場の担当者がしっかりしてくれると、さらに多くの現場を見られるようになるから、若い人たちの底上げが会社を大きくしてくんだよ。
だから嶺君よろしくね!

ビッグルーフに向いてる人

~ 前を向いている人 ~

嶺 :個人の判断に任されることが多いので、例えば発注者にもきちんした対応ができないといけないし、相手の話をよく聞いて理解して自分の意見を言って形にすることができる人じゃないと、って思います。

若松:ビッグルーフにはいろんな人がいるけど、ちゃんと横のつながりがあってコミュニケーションが取れてるよね。それに、上席やまわりに自分の意見が言いやすい雰囲気だから、積極的に思うことがあったらちゃんと意見が言える。
それぞれの特長を見て誰がどの現場に入るか考えられてるし、その時その場に応じて誰かが専門的なアドバイスをできるから、前向きな姿勢さえあれば大丈夫だね!

  • 新見 晃久

    金井さん
    50代 管理職

  • 坂本 雄飛

    坂本さん
    30代 施工管理

  • 小幡 勇

    小幡さん
    40代 施工管理

  • 西村 綾子

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    30代 総務

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