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社長挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り誠にありがとうございました。

2020年12月に経営のバトンを引き継ぎ、その重みを感じながら、この1年間社員と共に日々全力で駆け抜けてまいりました。
当社のこれまで築き上げてきた資産を大切にしつつ、固定概念にとらわれない新たな勝負にも挑み、お客様や協力企業の皆様に支えられた結果、第29期を増益で終えることが出来ました。

2021年は一つの時代の終焉、そして新たな時代の幕開けを感じた1年でもありました。
ドイツでは、16年間にわたり欧州全体の経済を支え、「ドイツ1強」の黄金期を築き上げたメルケル首相が引退し、日本の国技である相撲界では、歴代最多45回の優勝を誇る平成の大横綱、白鳳が現役を引退するなど、一時代の終わりを告げるニュースが大きな話題となりました。

一方で、新しい時代の幕開けを感じさせてくれたのが、MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手ではないでしょうか。二刀流成功という、これまでの常識を覆した結果は、まさに新しい時代の幕開けといえます。

この結果を成し得た背景については多くのメディアで報道しているとおりであり、本人の努力と天性の才能は勿論のことですが、わたしは常識を覆す程の新しい挑戦を後押しする「環境」があったということに、新たな時代の幕開けを感じました。

当社も2022年は「新たな挑戦に失敗はない」という合言葉と共に社員一人ひとりが「成長できる環境づくり」に取り組んでまいります。
そして、挑戦は成長の基であり、挑戦する過程にこそ真の価値があるのだということを一人ひとりが実感できる環境を作ってまいります。その環境とは、「各々が主体性を発揮しながらも、調和のとれた組織」と言い換えることができます。

本年も「お客様の困難を共に解決する」ことを仕事の原点として、「300年続く企業」を目指してまいります。
どうぞ、変わらぬご愛顧を持って、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

2022年1月吉日
株式会社ビッグルーフ
代表取締役社長　新見 晃久