DX推進の取り組み
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Message 代表メッセージ
建築業界は、市場が成長し続ける一方で、深刻な人手不足や高齢化による技術継承の遅れ、長時間労働が大きな問題となっております。
これらの問題を長期的に解決していくためには、DXの推進が不可欠であると考えています。社内でDXの推進を進めていくためには、その概念を理解させ、当事者意識を持たせることが重要です。
DXを推進するメリットを知ることで、若い世代が自分たちの未来へ希望を持てるようになり、それが将来的にお客様の利益へつながり、結果として社会貢献となります。
今後は変化に対応できる企業と、そうでない企業に大きな差が出てきます。現在利用できる技術を使い、どのように業務を変えれば当社にとって理想的な姿になるのか、今まさにDX推進とともに動き出す時だと考えています。
代表取締役社長 新見 晃久
Vision DX推進ビジョン
-
経営理念
『私たちは顧客の抱える困難と徹底的に向き合い、
解決するための創造力を継承し続け、
300年続く企業を目指します。』 -
全社スローガン
『人と建物に寄り添う』
-
DX推進スローガン
『デジタル技術を活用して
人と建物に明るい未来を創る』
DX推進ビジョン
わたしたちは、設立時より『人と建物に寄り添う』をスローガンに掲げ、建築を通して顧客の抱える困難をともに解決することを仕事の原点としてまいりました。ロボット・BIM・AI技術などの多様なテクノロジーが生まれ、時代はより大きく変化しています。時代が変化しても、わたしたちの原点が変わることはありません。
『デジタル技術を活用して人と建物の明るい未来を創る』このスローガンには、様々なテクノロジーを積極的に活用し、時代の変化とともに常に新しい価値を生み出しながら、建物をつくるだけでなく、建設業の明るい未来を創りたいという想いと意思が込められています。
Strategy DX推進計画
01お客様へのDX
『オンリーワンの価値』
を創り続ける
わたしたちは長期的に渡り建物と関わる中で、様々な建築データ(写真・図面・過去の工事履歴など)を保有しております。これらを可能な限りデータ化し、クラウド上に集めることで、オンライン上で関係者とデータ共有をし、分析することが可能となります。お客様の大切な建物にとって最適なメンテナンスや工事のご提案へ繋げてまいります。
またデジタル化だけではなく、時に思い出に残るようなアナログならではの長所も取り入れ、『オンリーワンの価値』を創り続けてまいります。
人と建物の明るい
未来を創るDX
建築データの蓄積
建築調査では、様々なデバイスや
ソフトウェアを活用しデータの蓄積を
しています。
建物データの活用
オンライン上で建物情報のスピーディーな検索やデータ共有を可能にしています。将来的にはAIも活用し、より最適なご提案に役立ててまいります。
デジタルとアナログを融合した
オンリーワンのご提案
-
データを活用し建物管理の
最適化を追求データを活用して建物の資産価値をアップさせ、長期間快適に維持するためのメンテナンス方法・最適な工事のご提案します。
-
データだけでなく
思い出に残る物も大切に建物の歩みと、これからのメンテナンス計画を詰め込んだ『巻物』。世代を超えて建物を継承して頂きたいという思いから生まれた新しいご提案方法の一つです。
02働く人へのDX
『人と建物の明るい未来を創る』
を実現
わたしたちは、テクノロジーを積極的に取り入れ、社員が心地よく健康的に働ける職場環境を整備し、
『新たな機会をつくる』時間を確保します。
本質的に価値のあることに時間を使い『人と建物の明るい未来を創る』を実現させます。
人と建物の明るい
未来を創るDX
デバイス活用
スマホ・タブレットを活用し、現場から
リアルタイムにクラウド共有
テクノロジー活用
RPA・遠隔カメラ・チャット・AI活用で、
定期的な単純業務・移動時間・情報を探す時間など『無駄』を無くす
無駄を無くし
『新たな機会をつくる』
- コミュニケーションの時間
- アイデアを練る時間
- 新しいことに挑戦する時間
- お客様への価値を創造する
『新たな機会』から創造的な
オンリーワンの価値を生み出す
03わたしたちのテクノロジー活用
-
デバイス活用
建築部門は現場管理にスマホ・タブレット端末を活用しています。
デバイスを使うことで、現場からリアルタイムでデータを入力し、蓄積しています。 -
クラウド活用
データ管理のために、全社で共有クラウドを活用しています。
これにより写真・図面・過去の工事履歴など、様々な建築データの蓄積を可能にしています。 -
RPA活用
一部帳票作成などの定型的な単純業務を、RPAの活用で自動化しています。
業務の効率化を図り、人にしかできない作業に集中できるような環境を整えています。 -
チャット活用
社内外コミュニケーションにチャットを活用しています。
非同期コミュニケーションが可能となり、スピーディーで効率的なアイデアの共有を実現させています。 -
遠隔カメラ活用
現場管理に遠隔カメラを使い、現場への移動時間を削減し、時間をつくり新たな機会を生み出しています。
また、画像や動画のデータを施工管理や建築の分析に役立てています。 -
AI活用
一部の帳票作成でAIを活用し、帳票作成時間の大幅な削減を行っています。
また、写真・図面・過去の工事履歴など様々な建築データから分析を行い、建物のメンテナンス計画など、
お客様へ最適なご提案をすることを目指しています。
Structure DX推進体制
全社横断的なDX推進体制を構築
『DX推進責任者』を筆頭に、プロジェクト管理部を『DX推奨リーダー』として、各部署にDX推進担当を配置し、
全社横断的なDX推進体制を構築してまいります。各部署同士でのコミュニケーションを強化し、課題やDX進捗状況などの情報をオープンにして、全社一丸となってDX推進してまいります。またDX人材の育成の一環として、DX推進担当を中心にDX関連のスキルアップや資格取得をサポートしてまいります。
DX推進のための環境整備
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デジタルガバナンスの整備
データ蓄積・共有・利用のルールを設定し、法的・倫理的な観点から適切なデータ活用を推進します。
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デジタルインフラの構築
ネットワーク・サーバー・クラウドストレージなどの基盤を整備し、デジタルの十分な利用環境を確保します。
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セキュリティポリシーの策定
機密情報の保護やセキュリティ脅威への対処を目的とした方針や手順を確立し、周知徹底します。
-
デジタルリテラシーの向上
マニュアル整備・研修の開催・社員の利用促進用のヘルプデスクを設置し、リテラシーを向上させます。
Index DX推進目標(KPI・KGI)
私たちのDX推進指標(FY2027)
お客様満足度
90
%
以上
書類の電子保管率
(10%の「良い無駄」良いアナログは残す)
90
%
以上
蓄積データの活用率
(過去の施工計画書・施工報告書)
(対2023)
80
%
社員のDX関連の資格取得率
(対2023)
4
倍
DX人材の採用
(対2023)
3
倍
Information Security Basic Policy DX推進セキュリティ対策
わたしたちは、経済産業省『DX推進指標』による自己分析を行い、IPA自己診断結果に登録しております。当社ホームページにて情報セキュリティ基本方針を公表 (2023.8.29)するとともに、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する『SECURITY ACTION』制度の二つ星宣言もおこなっております。
また、『情報セキュリティ基本規定』の策定や、セキュリティ確保に必要な管理手法とルールを定め、定期的な点検の実施をおこなうことで、組織的な個人情報の保護・事業情報の保護・サイバー攻撃への対策等に努めております。