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会長挨拶

社長挨拶a

ビッグルーフは「認識力」と「行動力」を2015年の課題として取り組み、大きな成果を残すことができました。 第一の成果は、文京区立第六中学校改築工事を共同企業体として完成させ、発注者より高い評価を頂いたことです。 第二は、東京都職員共済組合のホテル改修工事において、初めて1億円を超える規模の元請工事を単独で担えたことです。 第三は、民間のお客様より和歌山と福岡でサテライト建設工事のご依頼を頂き、無事に完成お引き渡しができたことです。 多くの方々のご協力を頂き、事業の幅が広がった年でした。この場をお借りして深く御礼申し上げます。

この経験の中で改めて「知識と経験」の重要性を学びました。 知識の宝庫に見えるWEB情報は、映像と言葉の切り抜きで、皮膚感覚がなく、伝聞情報はその経路でしばしば書きかえられており、これらの情報を「知識と経験」と錯覚しないように意識することが必要でした。 必ず現場に赴き、何度も現場を見て、見たくない現実も知る。 この原点に繰り返し戻る中で、「知識と経験は現場にある」ことを改めて確信しました。

建設業界は2020年のオリンピック・パラリンピックに向かって進んでいます。 大きな競技場建設のみならず、インフラの整備や街の美化等、身近なところで多くの計画が進められています。当社もこの流れの中で事業の幅を広げて参ります。 一方、価値観も生活も多様化し、解決すべき課題も変わっていく未来に対し、一歩先んじて備える必要があります。 そのカギは柔軟で奥行きのある組織づくりだと考えています。 幅広い人員構成を持ち、それぞれの知識と経験が共有され、全員が人と人の心をつなぐ大事さを理解している。そんな組織を目指しています。 安全に、良いものを、安く、短い期間で作り上げることはもちろん大事ですが、正直・親切・誠実がブレンドされて初めて人と人の心がつながる仕事になります。 このブレンドでは、柔軟性と優しさを持つ若い世代の活躍も大いに期待しています。

「より解決力のある組織づくり」の実現を通して、目標である「日本一防水が得意な建設会社」への道を切り開いて参ります。 変わらぬお引き立てのほどお願い申し上げます。

株式会社ビッグルーフ
代表取締役 大屋 高広